「とりあえずLINE公式アカウントを作ってみたけど、何から始めたら良いんだろう?」
「他のアカウントで見たあの機能を使いたいんだけど、どうやってやれば良いの?」
など、LINE公式アカウントを作成してみたものの、機能の使い方や運用の仕方にお悩みの方も多いかと思います。
LINE公式アカウントでは、友だち追加してくれたユーザーに対して、メッセージを配信したり、一対一のチャットを送信したりすることができます。
さらに機能を使いこなせば、一部のユーザーだけにメッセージを配信したり、トークルームに画像を使用したメニューを表示したりすることも可能です。
今回は、LINE公式アカウントの全機能について、使い方を徹底的に解説します!
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目次
【基本編】LINE公式アカウントの管理画面の使い方
LINE公式アカウントの管理画面では、タブやメニューから設定・編集・作成などができます。
まずはこの管理画面の見方を理解しましょう。
また、管理画面の見方とあわせて、一番最初に設定しておきたい以下の3つについても解説します!
- アカウントの基本情報の設定
- 「プロフィール」の設定
- 「あいさつメッセージ」の設定
LINE公式アカウントの管理画面の見方
まずはLINE公式アカウントの管理画面の見方を解説します。
管理画面は大きく4つのブロックに分かれています。
①ヘッダー
ヘッダー左側に表示されているのは、現在選択されているLINE公式アカウントのアカウント名やIDなどの情報です。
右側に表示されているLINEアカウント、またはビジネスアカウントのアイコン・アカウント名の部分をクリックすると、管理している別のLINE公式アカウントに切り替えができます。
②アカウントトップ
上から二段目のアカウントトップと呼ばれる部分に並んでいるのは、分析やチャットなど各機能へのリンクのタブです。
右上の【設定】をクリックするとアカウントの基本情報の設定ができます。
③左側メニュー
メッセージの配信に関する様々な機能は、左側メニューから作成・管理ができます。
④右側部分
お知らせや使い方のガイド、メッセージ配信や友だち分析などよく使う機能が表示される部分です。
アカウントの基本情報の設定
LINE公式アカウントを作成したら、まずはアカウントの基本情報の設定をしましょう。
アカウントの基本設定では、アカウント名やステータスメッセージ、アカウントIDやプランなどの設定ができます。
アカウントの基本設定を行うには、アカウントトップの右端にある【設定】をクリックしてください。
①アカウント名
アカウントの名前を20文字以内で入力します。
誰のアカウントかすぐにわかり、読みやすいアカウント名にしましょう。
一度変更すると、7日間は変えられないので注意が必要です。
また、認証済アカウントになると原則アカウント名の変更はできなくなります。
②ステータスメッセージ
プロフィールを表示した時にアカウント名の下に表示されるメッセージです。
こちらも20文字以内で入力します。
一度変更すると1時間変えられません。
③プロフィール画像
トークで表示されるアイコンを設定します。
誰のアカウントかすぐわかるか、アカウントのイメージに合っているかなどを考慮して画像を選びましょう。
④認証ステータス
ここから認証済アカウントの申し込みができます。
認証済アカウントになるためには、審査が必要です。
アカウントが認証されると、認証済みのバッジが付き、LINEアプリの検索結果に表示されるようになります。
アカウント名やステータスメッセージが検索でヒットするようになるため、認証済アカウントにする際はキーワードを上手く入れて作成しましょう。
⑤住所・地図情報
店舗の住所や地図情報を入力すると、プロフィールページに反映されます。
また、ショップカードのポイントを、この住所・地図情報の300mの範囲内のみ付与できるようにすることもできます。
認証済アカウントの場合は住所や地図情報からも検索結果に表示されるようになります。
⑥トークへの参加
LINE公式アカウントはグループや複数人トークに参加できます。
しかし、グループや複数人トークに参加するとやりとりが複雑になってしまいます。
特に使用したい目的がなければ『グループや複数人トークへの参加を許可しない』を選択しておくと良いでしょう。
⑦写真や動画の受け取り
LINE公式アカウントはユーザーからの写真や動画を受け取ることができます。
しかし、イタズラに使用されたり、必要のない個人情報を得てしまったりする可能性があるため、特に必要がなければ『受け取らない』を選択しておくことをおすすめします。
⑧ベーシックID
ランダムに振り当てられたIDがここに表示されています。
⑨プレミアムID
18文字以内の英数字で任意のIDを購入することができます。
現在すでに使用されているIDを取得することはできません。
料金は月額100円(税別)か、年額1,200円(税別)です。
IDはプロフィールに表示されたり検索結果に反映されたりします。
わかりやすい・覚えやすいIDを取得することで友だち獲得への効果も期待できます。
⑩プラン
現在利用している料金プランが表示されます。
【プランを変更】から変更することもできます。
プランによって『料金』『無料メッセージ通数』『(無料上限を超えた)追加メッセージが可能かどうか』が変わってきますので、自分に合ったプランを選択しましょう。
今より高い料金プランにするアップグレードは月中に反映され、低い料金プランにするダウングレードは翌月に反映されます。
プラン料金についてはこちらの記事で詳しく解説していますので是非ご覧ください!
▶【最新版】LINE公式アカウントの費用・料金プラン│無料版との違いは?
⑪会社・事業者の所在国・地域
会社・事業者の所在国・地域が入力できます。
この情報はアカウントのプロフィールなどから確認することができます。
⑫運用の目的
「お店を知ってもらいたい、興味を持ってもらいたい」
「サイトに人を集めたい、登録してもらいたい」
以上のようなアカウントの運用目的を選択肢の中から選択します。
この設定により機能が制限されることはありません。
「プロフィール」の設定
次はプロフィールの設定をしましょう。
リンクやQRコードからアクセスした時に1番最初に見えるのがこのプロフィールです。
友だちになっている人、なっていない人のどちらも確認することができます。
アカウントトップの【プロフィール】から、プロフィールページ設定が行えます。
左側がプレビュー表示です。
このプレビュー表示の中から編集したいパーツを選ぶと、右側にその編集画面が表示されます。
一番上のプロフィールは固定されていますが、他のパーツは全て追加したり削除したり、並べ替えたりと自由に編集することができます。
プロフィールの編集方法
最初に一番上のプロフィールを設定します。
アカウントの第一印象が決まる部分ですので、どんなイメージをもってもらいたいか考えながら設定していきましょう。
アカウント名、プロフィール画像、ステータスメッセージはアカウント設定で設定した内容が反映されます。
このページでは以下のパーツが編集できますので、それぞれ設定していきます。
背景画像 | プロフィール上部に任意の画像を表示できます |
フォロワー数の表示 | LINE VOOMのフォロワー数を表示できます |
ボタン |
以下のアクションを起こせるボタンをトークの他に2つ自由に選択できます
|
背景色 | 背景画像の下の部分の色を変更できます |
フッターボタンの色 | 一番下に表示されているボタンの色を変更できます |
フッターボタンのテキスト | 一番下に表示されているボタンのテキストを変更できます |
フッターボタンのテキストは、LINE公式アカウントに登録することでユーザーが得られるメリットを設定すると効果的です。
設定出来たら【保存】と【公開】をクリックしましょう。
他のパーツについて
プロフィールの他には以下のようなパーツがあります。
どの情報があるとユーザーに興味関心をもってもらえるか、信頼できると感じてもらえるかを考えながら設定していきましょう。
パーツはプレビュー表示下の【+パーツを追加】から、使いたいパーツを選択します。
するとプレビュー表示にそのパーツが追加されるので、クリックして編集します。
パーツ名 | 表示内容 |
お知らせ | 文章や写真によるお知らせ |
最近の投稿 | LINE VOOMに投稿した動画や画像 |
ショップカード | ショップカード |
クーポン | クーポン |
デリバリー出前 | デリバリー(ピザ・弁当など)可能な地域や時間帯などの条件 |
デリバリー宅配 | デリバリー(食品・日用品など)可能な地域や時間帯などの条件 |
テイクアウト | テイクアウトの時間や注文方法 |
感染対策 | 感染症対策の詳細 |
アイテムリスト | メニューや商品などのリスト
各項目から外部にリンクを貼ることも可能 |
基本情報 | 営業時間や位置情報、予算、支払方法、電話、予約方法など |
よくある質問 | 自分で入力したよくある質問とその回答 |
SNS | 各種SNSへのリンク |
自由記述 | 文章、写真、動画を利用して自由に作成できる |
「あいさつメッセージ」の設定
あいさつメッセージとは、LINE公式アカウントに登録した時に自動で送られるメッセージです。
見てもらえる確率が一番高いため、今後ユーザーにしてもらいたい行動につながるメッセージを設定しましょう。
例えば、ユーザーとの一対一のチャットに企業・事業者からアクションを起こすには、友だち追加してもらうだけではなく、ユーザーから先にメッセージを送ってもらう必要があります。
そのためチャットを使えるようにしたければ「○○とメッセージを送るとクーポンプレゼント!」のようにユーザーがメッセージを送りたくなるような文面をあいさつメッセージに入れるのがおすすめです。
ユーザーに「友だち追加して良かった」と感じてもらえるメッセージになるよう、是非工夫してみてください!
あいさつメッセージは左側メニューの【トークルーム管理】>【あいさつメッセージ】から編集できます。
編集後は【変更を保存】を忘れずにクリックしましょう。
あいさつメッセージの作成方法
通常のメッセージで一度に送れるのは吹き出し3つだけですが、あいさつメッセージは5つまで送ることができます。
しかし、最初から長いメッセージを送ると読むのが面倒だと感じてしまうユーザーも多いため、多くても2つか3つ程度にしておくことをおすすめします。
吹き出しは以下の10種類のタイプの中から選んでメッセージを送ることができます。
- テキスト
- 写真(画像ファイル)
- リッチメッセージ
- カードタイプメッセージ
- 動画
- クーポン
- リッチビデオメッセージ
- スタンプ
- ボイスメッセージ
- リサーチ
テキストメッセージを送る際にぜひ利用したいのが、『友だちの表示名』と『アカウント名』です。
「○○さん、ご登録ありがとうございます。◯◯です。」
上記のように、あいさつメッセージには友だちの表示名とアカウント名を入れることができます。
友だちの表示名を文中に入れることで、直接やりとりしている親近感を感じてもらいやすくなります。
また、アカウント名を入れながら自己紹介やそのアカウントを登録するメリットを伝えると、ブロック防止に効果的です。
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【活用編】LINE公式アカウントの運用方法
基本設定ができたら、次はLINE公式アカウントを実際に運用していきましょう。
LINE公式アカウントでは主にユーザーからアクションがあった時の対応としてチャット機能を使用し、企業・事業者からのアプローチとしてメッセージ配信機能を使用します。
後ほどで解説するセグメント配信や予約メッセージなどの機能を利用しながら、ユーザーにとって有益と感じられるメッセージ配信を続けていきましょう。
チャットの使い方
友だち追加をした後、メッセージを送ってくれたことがあるユーザーとは、一対一で話せるチャットができます。
アカウントトップの【チャット】をクリックすると、現在やりとりができるチャットルームの一覧と選択されているチャットルームが表示されます。
チャットは、通常のLINEと同じように文章や画像でのやりとりが可能です。
さらに、カードタイプメッセージやクーポンを送ることもできます。
通話・ビデオ通話ができるかどうかは設定によって異なります。
チャットでは以下の便利な機能も利用可能です。
これらの機能の設定内容はユーザーには伝わらないようになっているため、管理しやすいように設定しましょう。
①要対応・対応済み
対応が必要か、すでに対応したかをマークすることができます。
マークすると、左側のチャット一覧に要対応などの表示が出るため、対応し忘れを防止できます。
②ユーザーの表示名の編集
ユーザーの表示名の横のペンマークをクリックすると、20文字以内で表示名を編集できます。
LINEは本名以外で登録しているユーザーも多いため、本名や旧姓、所属などを設定しておくと便利です。
③タグ
自由に作成したタグを10個までつけることができます。
タグを指定してチャットルームの検索をしたり、特定のタグがついた人のみにメッセージ配信を行ったりすることが可能です。
④担当者
LINE公式アカウントを運用している人の中で誰が担当かを設定できます。
担当ごとのチャットルームの絞り込みができるため、複数人で運用している時などにこの機能を利用することで効率的に対応できるようになります。
⑤ノート
300文字までの文章を記入し、設定しておくことが可能です。
⑥アクティビティ
クリックなどそのユーザーが起こしたアクティビティを確認できます。
⑦その他設定
ユーザーの情報の右上にある3つの点をクリックすると、以下の3つのアクションを行えます。
- スパムユーザーに設定
- チャット履歴をダウンロード
- 削除
ユーザーからのメッセージを受け取りたくない、いわゆるブロックしたい時には『スパムユーザーに設定』が同じような機能になります。
チャット全体の設定について
左側のチャット設定のメニューからチャット全体に関する設定や確認を行えます。
基本 |
|
タグ |
|
定型文 |
|
応答時間 |
|
ステータスバー |
|
電話 |
|
*1 メッセージ送信方法からは、Enterキーで送信するか、Ctrlキー+Enterキーで送信するかを選択できます。
Enterキーで改行したい人は後者の設定にしておくのがおすすめです。
*2 チャットの履歴は、1週間に1回のみダウンロードできます。
チャットルームのユーザープロフィールからは個人の履歴のダウンロードが可能です。
*3 ステータスバーは、トークルーム上部に固定で表示されるメッセージです。
自動応答になっているかどうかや、返信までの時間の目安などを表示できます。
一斉送信の使い方
LINE公式アカウントでは、友だち追加している人に一斉に同じメッセージを送ることができます。
LINE公式アカウントの機能の中では一番メジャーな機能と言っても良いのではないでしょうか。
左側メニューの【メッセージ配信】> 【メッセージの作成】をクリックします。
右側に表示されるプレビューで、目を引く内容になっているか、文字ばかりで読みにくくないかなどチェックしながら進めていきましょう。
①配信先
『すべての友だち』と『絞り込み』のどちらかを選択できます。
友だち追加している人全員に送りたい場合は『すべての友達』を選択すれば大丈夫です。
絞り込みについては[セグメント配信の使い方]をご覧ください。
②配信日時
『今すぐ配信』と『日時指定』を選択できます。
作成してすぐに配信したい場合は今すぐ配信を指定しましょう。
日時指定については[予約メッセージの使い方]をご覧ください。
③高度な設定
- LINE VOOMに投稿する
- 配信メッセージ数の上限を指定する
上限人数を指定すると、ランダムに指定人数を抽出して配信します。
- A/Bテストを作成
AとBを作成してどちらの効果があるか検証することができます。
この機能を使うには5000人以上にメッセージ配信をする必要があります。
- キャンペーンを設定
キャンペーンとは、複数のメールを1つのグループにして分析・集計できる機能です。
このメッセージがどのキャンペーンに含まれるかを設定することができます。
④メッセージ
送るメッセージの吹き出しは3つまで作成できます。
吹き出しは以下の10種類の中から選べます。
- テキスト
- 写真(画像ファイル)
- リッチメッセージ
- カードタイプメッセージ
- 動画
- クーポン
- リッチビデオメッセージ
- スタンプ
- ボイスメッセージ
- リサーチ
内容を作成したら一度下書き保存して、テスト配信で実際にどのように見えるかを確認しましょう。
テスト配信は自分のみか、他の運営担当者にも送るか選ぶことができます。
テスト配信して問題がなければ【配信】をクリックしてメッセージを配信しましょう。
セグメント配信の使い方
セグメント配信とは、友だちの属性によってメッセージを配信するかしないかを分けることです。
属性で絞り込むためには、ターゲットリーチ数が100人以上である必要があります。
ターゲットリーチ数とは、友だちの人数からブロック数と属性が不明なアカウント数を引いた数です。
セグメント配信を利用する場合は、メッセージを作成する時に、配信先で【絞り込み】>【属性】を選択します。
属性の中の配信したい項目に複数チェックを入れることで、絞り込みも可能です。
オーディエンスの項目については「オーディエンス機能の使い方」をご覧ください。
属性について
属性には以下の項目があります。
- 友だち期間(6日以下、7~29日、30日~89日、90~179日、180~364日、365日以上)
- 性別
- 年齢(14歳以下から50歳以上までの5歳刻み(14歳以下、15~19歳、20~24歳……)
- OS(iPhone/androidなど)
- エリア(都道府県まで)
項目を複数設定しすぎると、当てはまる人が少なくなり、配信先が減ってしまいます。
右のターゲット推計で今の設定だと何人、何%に配信されるかがわかるので、あまり人数を減らしすぎないよう気を付けましょう。
(配信先が50人未満だと配信できなくなります)
ちなみにこの属性ですが、確実なものではありません。
ユーザーの使用しているスタンプや登録しているLINE公式アカウントなどのデータから推測されたものになります。
自動応答メッセージの使い方
ユーザーから送信されたメッセージの中のキーワードに反応し、あらかじめ用意された返信を自動で行うのが自動応答メッセージです。
メッセージが送られてすぐに対応することができ、事業者や従業員が直接対応する手間も省けるため、ぜひ活用したい機能です。
応答メッセージの設定は、左側メニューの【自動応答メッセージ】>【応答メッセージ】からできます。
応答メッセージについてのページが表示され、作成されている応答メッセージを一覧で確認・変更ができます。
応答メッセージを作成するときは右上の【作成】をクリックしましょう。
①タイトル
応答メッセージのタイトルを設定します。
このタイトルは管理画面でのみ使用され、ユーザーには伝わりません。
②応答タイプ
応答タイプを下記のどちらかから選択します。
- 一律応答
全てのメッセージに対して返信されます。
- キーワード応答
設定されているキーワードと完全一致するメッセージを受信した時に返信されます。
キーワードを複数登録している場合には、その中のどれかに完全一致すれば返信されます。
③オプション設定
特定の期間や、特定の時間にのみ応答キーワードが返信されるようにスケジュールを設定することができます。
④メッセージ
全部で5つまで吹き出しを送ることができます。
吹き出しは以下の10種類です。
- テキスト
- 写真(画像ファイル)
- リッチメッセージ
- カードタイプメッセージ
- 動画
- クーポン
- リッチビデオメッセージ
- スタンプ
- ボイスメッセージ
- リサーチ
テキストの場合は友だちの表示名、アカウント名も入れられるため、適宜使用することで自動応答でありながら親しみを感じてもらいやすい内容にすることが可能です。
予約メッセージの使い方
配信メッセージ作成時に配信日時を指定することで、予約配信ができます。
商品・サービスのターゲット層やペルソナの行動に合った時間に送信すると効果的です。
ユーザーが忙しい時にメッセージを配信しても、開封されなかったり、見てもクリックなどのアクションは後回しにされたりすることが多くなります。
例えば、通勤帰りの電車の時間や、夕飯後のホッと一息ついた時間などに送ると、じっくり見て、クリックや問い合わせしてもらえる可能性が上がります。
商品・サービスのターゲット層やペルソナが「この時間ならメッセージ配信を読んで、アクションを起こしてくれるだろう」という時間を狙って配信しましょう。
また、現在LINE公式アカウントは幅広く活用されており、複数のLINE公式アカウントに登録しているユーザーも多くいます。
そのため、同じ時間帯に複数のLINE公式アカウントからメッセージが来ることも少なくありません。
後から来た方が上に表示され、より見られやすくなるため、予約配信する際は10時00分など時間ピッタリよりも数分遅らせて送るのもおすすめです。
【応用編】集客率を高めるLINE公式アカウントの使い方
集客率を高めるには、他のLINE公式アカウントとの差別化や、より魅力的な訴求効果の高い配信内容が重要です。
LINE公式アカウントを使って集客率を高めるために、押さえておきたい7つの機能について解説します。
リッチメニューの設定
LINE公式アカウントのトークルームの一番下に表示されるメニューのことを、リッチメニューといいます。
リッチメニューは他のLINE公式アカウントと差別化するために非常に重要なポイントです。
表示面積も大きく独自の画像を使うことができるため、LINE公式アカウントでできることやキャラクター性などが伝わりやすいからです!
例えば、以下が株式会社Number2のLINE公式アカウントのリッチメニューです。
LINE公式アカウントに関するサービスを提供していることがわかりやすいイメージカラーを用い、このアカウントで診断や相談、予約などができることがすぐにわかっていただけます。
リッチメニューでどんな印象を持ってもらいたいか、どんなアクションを起こしてほしいか考えながら設定していきましょう。
リッチメニューの作成は左側メニューの【トークルーム管理】>【リッチメニュー】から行います。
①タイトル
30文字以内でタイトルを設定します。
ユーザーに表示されないため、管理しやすいタイトルにしておけば大丈夫です。
②表示期間
リッチメニューを表示する期間を設定することができます。
リッチメニューは複数登録できるため、季節やキャンペーンごとに設定しておくと、この表示期間で自動で変更できます。
すっと同じリッチメニューを使う場合は、期限切れになって表示されなくなることがないよう注意をしましょう。
③テンプレート
リッチメニューの大きさや表示するコンテンツの数をテンプレートから選びます。
④画像
リッチメニューに使用したい画像をここからアップロードします。
画像は、背景全体の一枚の画像ファイルを用意するか、コンテンツのエリアごとの画像ファイルを用意するか選ぶことができます。
エリアごとの場合は、LINE公式アカウントの管理画面からツールを使って作成することも可能です。
リッチメニューの画像については【デザインガイド】をクリックするとテンプレートをダウンロードできます。
また、リッチメニューはLINE公式アカウントにとって非常に重要な部分のため、プロに画像制作を依頼するケースもよくあります。
⑤アクション
リッチメニューに表示する各コンテンツのアクションを設定することができます。
詳しくは以下の「リッチメニューのアクションについて」をご覧ください。
⑥メニューバー設定
- メニューバーのテキスト
一番下のメニューバーに表示するテキストを14文字以内で設定することができます。
左側にキーボードマークがあるので、テキストメッセージを送りたい方のために「←ここからメッセージ」など矢印を用いて設定すると丁寧です。
- メニューのデフォルト表示
トークルームを開いた際に最初からリッチメニューを表示するかしないかを設定できます。
全て設定したら忘れずに【保存】をクリックしましょう。
リッチメニューのアクションについて
リッチメニューのコンテンツに設定できるアクションは、以下の5つです。
リンク | URLを入力し、外部サイトにリンクできます |
クーポン | 作成した任意のクーポンを表示させられます |
テキスト *1 | 50文字以内でテキストを入力できます |
ショップカード *2 | ショップカードを表示できます |
設定しない | タップしても何も起きません |
*1 入力したテキストはユーザーからのメッセージとして発信されます。
そのため、このテキスト内に応答キーワードを設定することで、自動応答メッセージを配信できます。
*2 ショップカードは通常メッセージで配信することができないため、利用する場合にはリッチメニューに設定するようにしておきましょう。
リンクとクーポンには、アクションラベルという設定項目があります。
こちらは音声読み上げ機能を使用した時に読まれる文章です。
画像を見ない場合でもどんなアクションが起こったかわかるよう記入しておくと、幅広い方にリンクやクーポンを活用してもらえます。
デザインしたいリッチメニューの設定方法がわからない時は?
他のLINE公式アカウントを参考にリッチメニューを設定しようとすると、LINE公式アカウントの機能を使っても同じように設定できない時があります。
上記でご紹介した株式会社Number2のリッチメニューはLINE公式アカウントをさらに効果的に使えるCRMツールを使用しています。
CRMツールを使用することで、タブでリッチメニューを切り替えたり、一度に表示できるコンテンツの数を増やしたりなど、LINE公式アカウントで設定できるより多くのことができるようになります。
CRMツールを使わない場合は、表示できるリッチメニューは一枚のみ、表示できるコンテンツも最大で6つまでです。
メッセージアイテムの活用方法
より魅力的な配信にするためには、メッセージアイテムも活用しましょう。
ホーム画面左側メニューには【メッセージアイテム】という項目があります。
この項目で作成できるのは以下の3つのアイテムです。
- リッチメッセージ
- リッチビデオメッセージ
- カードタイプメッセージ
作成したメッセージアイテムは、一斉メッセージやあいさつメッセージ、応答メッセージなどを作成する際に選択して使用できます。
配信の目的に合ったメッセージアイテムを利用することで、見てもらえる確率やクリックしてもらえる確率が上がります。
また、このメッセージアイテムの3つは、設定したタイトルがプッシュ通知とチャットリストに表示されます。
100文字まで入力できますが、特に前半に興味を惹くようなキーワードを入れることで、さらに見てもらえる確率の向上が期待できます。
リッチメッセージの使い方
リッチメッセージは、大きな画像を使って視覚的にアピールできるメッセージです。
メッセージ配信で『写真』を選択して画像を配信すると、左側にアイコンが表示されるため、そのスペースの分画像は小さくなってしまいます。
しかし、リッチメッセージはトークルームの横幅全てを使っての表示が可能です。
①タイトル
100文字以内でタイトルを設定します。
②テンプレートを作成
画像のアクションが起こせるエリアを1、2、3、4、6分割から選択できます。
1分割の場合、大きさはカスタムも可能です。(幅は1040px固定、高さは520~2080px)
③背景画像をアップロード
使用する画像をアップロードします。
画像が大きく表示される分、デザインが重要になってきます。
管理画面から作成することも可能です。
④アクション
画像をタップした時のアクションをリンク、クーポン、テキストの中から選択します。
上記項目を設定したら【保存】をクリックします。
リッチビデオメッセージの使い方
動画も、メッセージ配信から『動画』を選択して配信すると、左側のアイコンの分、動画が小さく表示されてしまいます。
リッチビデオメッセージを使用することで、トークルームの横幅全てを使って動画が表示できるようになります。
①タイトル
100文字以内で設定します。
②動画設定
配信したい動画をアップロードします。
③アクションボタン
動画にアクションボタンを表示するかどうかが選べます。
リッチビデオメッセージで選択できるアクションはリンクのみです。
④リンクURL
移動してほしいWebサイトのURLを設定します。
⑤アクションボタンテキスト
アクションボタンとなるテキストを設定できます。
設定されたアクションボタンは動画再生後に動画の中央に再生ボタンと並んで表示されます。
カードタイプメッセージの使い方
メニュー紹介やキャンペーン特典など、複数の項目を同時に伝えたいときにはカードタイプメッセージの使用がおすすめです。
LINE公式アカウントでは、長すぎるメッセージを配信するのは避けた方が良いとされています。
何回も縦にスクロールする必要があると、メッセージの途中で読まれなくなってしまうことが多いからです。
カードタイプメッセージでは送りたい内容が横に並びます。
(横スクロールで表示切り替えができます)
複数の項目を同時に紹介したいときには、ぜひカードタイプメッセージを使用してみてください!
①タイトル
100文字以内で入力します。
②カードタイプ
4つのタイプから、今回伝えたいことに一番合ったタイプを選びます。
カードタイプ | 向いているコンテンツ |
プロダクト | メニューや商品紹介など |
ロケーション | 場所情報など |
パーソン | 人物紹介など |
イメージ | 目的に合わせた自由な使い方が可能 |
この後は各カードタイプに合わせた項目を設定します。
カードは最大9枚まで追加でき、他のカードからコピーを作成することも可能です。
カードタイプメッセージのコンテンツに設定できるアクションは、以下の5つです。
- URL
- クーポン
- ショップカード
- リサーチ
- テキスト
クーポンの配信方法
クーポンは購買・来店のきっかけ作りとして是非効果的に使いたい機能です。
興味関心はあるものの、値段や距離などで悩んでいる人への後押しとなります。
また、LINE公式アカウントのクーポンには抽選機能もあります。
普段のメッセージとは違った面白さが良いアクセントになりますので、こちらも是非使用してみてください!
左側メニューの【ツール】〉【クーポン】から作成します。
①クーポン名
〇%割引や、ドリンク無料など、クーポンの内容をわかりやすく設定しましょう。
②有効期間
クーポンの有効期間を指定できます。
③写真
どんなクーポンかわかりやすい画像にしましょう。
クーポンを取得した後も思い出してもらえるような、印象に残る画像だと効果的です。
④利用ガイド
どのようにクーポンを利用するかを記入します。
⑤詳細設定
詳細設定では以下の内容を決めることができます。
- 抽選
- 当選確率
抽選機能を使用する場合、1~99%の中でで指定可能(上限は6桁まで)
- LINEサービスへの掲載
- 公開範囲
- 使用回数
- クーポンコード
- クーポンタイプ
割引・無料・プレゼント・キャッシュバック・その他から選択
クーポンの有効期間について
有効期間があまり長すぎると、ユーザーがいつでも使えると感じてしまい、購入や来店のきっかけになりにくくなります。
キャンペーンや、商品を売り出したいタイミングなどにあわせて有効期間は区切った方が効果的です。
クーポンのLINEサービスへの掲載について
許可をすると以下のLINEサービスにもクーポンが掲載されるようになります。
- LINE公式アカウント一覧ページ *1
- LINEクーポン *1
- LINE PLACE *1
- プロフィール *2
- クーポンリスト *2
- LINEで予約 *2
- LINEチラシ *2
*1 認証済アカウントのみ
*2 LINE公式アカウントのサービスや機能
LINEサービスに掲載することで、新規の友だち集客が見込めたり、クーポンが使いやすくなるため、クーポンの内容にあわせて活用していけると良いでしょう。
ただし、それぞれ使用するには各サービスでの設定が必要になります。
詳しくは【LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) クーポンのLINEサービスへの掲載マニュアル】をご覧ください。
クーポンコードについて
任意のコードを発行できるため、ECサイトとの連携する場合などにあると便利です。
クーポンコードは【クーポンを使用する】をタップした後に表示されるため、そのことを利用ガイドに書いておきましょう。
クーポンのシェアについて
クーポンの公開範囲を全体公開に設定しておくと、シェアができるようになります。
メッセージやLINE VOOMでシェアはもちろん、SNSなどでシェアできるURLも発行されます。
ユーザーに拡散してもらいたい時などにURLを有効活用しましょう!
シェアは作成後の表示か、クーポン一覧表示の右側3つの点をクリックから可能です。
このクーポン一覧表示の右側【…】からはクーポンをコピーする事もできます。
クーポンをシェア画面の【クーポンの効果を詳細に測定する】からは、パラメーターごとのURLが発行できます。
パラメーターは1~100までと、X (Twitter)・Facebook・Instagramの中から選択でき、URLごとの獲得人数がわかるようになっています。
ショップカードの作り方
ショップカードは左側メニュー【ツール】>【ショップカード】から作成できます。
①背景画像
背景画像にしたいファイルをアップロードします。
②デザイン
ブラウンやコニーなどLINEのキャラやカラーなど10種類から選択できます。
③ゴールまでのポイント数
ゴールまでのポイント数を1~50まで選択できます。
あまり多いとポイントをためようとする意欲が減ってしまうため、多くしすぎない方が良いでしょう。
④ゴール特典
ゴールした時に獲得できる特典チケットを選択します。
⑤ポイント特典
ゴール前に特典がもらえるポイント数と特典を設定できます。
(設定できるのは1つのみです)
⑥カード有効期限
カードの有効期限を『最終利用日から任意の期間』『初回利用日から任意の期間』『設定しない』の中から設定できます。
公開後変更ができないので注意が必要です。
⑦有効期限の通知
有効期限が近づいてきた時に通知するかどうかを以下の中から設定できます。
- 前日
- 3日前
- 1週間前
- 2週間前
- 3週間前
- 1ヵ月前
- 通知なし
こちらも公開後変更ができないので注意しましょう。
⑧カード取得ボーナス
ショップカードを取得すると同時に任意のポイントを付与できます。
⑨ポイントの取得制限
ポイントを一度取得した後、すぐにまた取得できるかどうかを以下の中から設定できます。
- 制限しない
- 同日中付与しない
- 任意の設定時間内には付与しない
⑩利用ガイド
ショップカードを利用する際のルールをここに記入しておきましょう。
特典チケットの作り方
特典チケットはショップカードの設定画面で【特典チケットを選択】>【特典チケットを作成】から作成できます。
- ①デザイン……レッド・ブルー・パープルの3つから選べます。
- ②特典チケット名……30文字以内で特典がわかりやすいように設定しましょう。
- ③利用ガイド……特典チケットを使う際のルールを記入しておきます。
- ④有効期限……獲得日から任意の期間(0年1ヵ月~9年11か月)か、設定しないかを選択できます。
- ⑤特典イメージ……使用したい画像がある場合にはここからアップロードします。
設定後【保存】すると、ショップカードの設定から選択できるようになります。
印刷用QRコードの作成
ショップカードを作成すると、カード設定という項目が表示されるようになります。
リッチメニューの作成を促したり、ショップカードをオンラインで取得できるURLが表示されたりもしていますが、活用したいのが一番上の『QRコードを印刷』の設定です。
このショップカードにポイントを付与するためのQRコードを作成することができます。
【QRコード印刷】〉【設定】から作成します。
- ①QRコード名……管理用のQRコード名を設定します。
- ②付与ポイント……このQRコードを読み取った時に付与されるポイントを1~50まで設定できます。
- ③読み取り期限……キャンペーンの時のみのQRコードなどは期限を設定しておくとキャンペーン後の付与を防止することができます。
- ④位置情報による制限……店舗から300m以上離れた場所での読み取りを制限するかを設定できます。
- ⑤ポイント取得制限……ショップカードの設定が反映されます。
【保存してファイルを表示】をクリックすると、横型、縦型、素材用のQRコードが作成され、一括ダウンロードができるようになります。
ランクアップカードについて
ショップカードのポイント数がゴールに達した場合に、次のショップカードにランクアップさせることができます。
ランクアップカードの作成時に設定できるのは以下の項目です。
- デザイン
- ゴールまでのポイント数
- ゴール特典
- ポイント特典
ショップカードの活用方法
LINE公式アカウントのショップカードを作ると、主に以下の3つのメリットがあります。
- 来店したお客様に自然な流れでLINE公式アカウントを友だち追加してもらえる
- 紙のショップカード・ポイントカードを作成するコストが省ける
- 来店や商品購入のリピートのきっかけになる
サービス形態にもよりますが、一度来店しただけのお客様にその後企業や事業者の方からアクションを起こすことは困難です。
お客様にLINE公式アカウントを友だち追加してもらえれば、キャンペーンのお知らせやクーポンなどを企業や事業者の任意のタイミングで配信することができます。
LINE公式アカウントのショップカードなら、店頭でQRコードを読み取ってもらうだけで作成できるため、お客様にとっても企業や事業者にとっても友だち追加のハードルが下がります。
また、付与したポイントは【ポイント付与履歴】から履歴の確認が可能です。
どのようにポイントが付与されているか確認することで、キャンペーンの効果などを分析することができます。
オーディエンス機能の使い方
相手の認知・興味関心・検討など購買プロセスの段階をステップアップさせたい時には、オーディエンス機能が効果的です。
オーディエンス機能とは、メッセージ配信の相手を絞り込むための機能の一つです。
性別や地域など属性で絞り込むのとは違い、過去にどんな配信を見たかや、何をクリックしたか、どのURLを訪問したかなどで絞り込むことができます。
例えば、オーディエンス機能は以下のように使用することが可能です。
- キャンペーンのお知らせの配信を見たユーザーに、キャンペーンの対象商品リストを配信する(興味関心→検討)
- 商品の詳細が載っているURLにアクセスしたユーザーに、クーポンを配信する(検討→行動)
ユーザーが今購買プロセスのどこにいるかを把握し、効果的なメッセージ配信を行っていきましょう!
配信で使用する時は、メッセージ作成画面で配信先を絞り込み、作成したオーディエンスを選択することで使用できます。
オーディエンスは特定のオーディエンスを含むだけでなく、除外することも可能です。
オーディエンス機能はホーム画面左側メニュー【データ管理】>【オーディエンス】から作成します。
①オーディエンスタイプの選択
オーディエンスタイプには以下の9つがあります。
チャットタグ、ユーザーIDのタイプ以外は、50人以上のオーディエンスサイズが必要ですので、注意してください。
オーディエンスサイズとは、そのオーディエンスタイプや期間を選択した時に配信される推計の人数のことです。
オーディエンスタイプ | 対象ユーザー |
メッセージクリック *1 | 配信したメッセージに含まれるリンクをクリックしたユーザー |
メッセージインプレッション *1 | 配信したメッセージを開封したユーザー |
リッチメニュークリック *2 | リッチメニューをクリックしたユーザー |
リッチメニューインプレッション *2 | リッチメニューを表示したユーザー |
友だち追加経路 *3 | 特定の経路で友だち追加したユーザー |
チャットタグ *4 | チャットで特定のタグ付けをされたユーザー |
予約 | LINE予約を使用したユーザー |
ユーザーIDアップロード *5 | 指定したユーザーIDのユーザー |
ウェブトラフィック *6 | 指定したWebページを訪問したユーザーなど |
*1 メッセージは配信して60日以内のものがオーディエンスの対象になります。
*2 リッチメニューはオーディエンス対象を変動期間と固定期間を選ぶことができます。
- 変動期間
操作する日に応じて対象期間も変動する設定方法
1日前は固定となり、そこから任意の期間を指定可能(~180日)
例:変動期間を10日にした場合
操作日が5月1日→4月21日~4月30日
操作日が5月11日→5月1日~5月10日
- 固定期間 開始日と終了日を指定する設定方法
選択できる期間は1日前から1年前まで
*3 友達追加経路は、2020年3月15日以降の90日以内が選択できます。
「LINEミニアプリ」の経路は2023年5月16日以降が対象です。
「クーポン」の経路は2024年2月28日以降が対象です。
友だち経路追加については[友だち追加経路の使い方]もあわせてご覧ください
*4 チャットタグについては[チャットの使い方]で詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。
*5 ユーザーIDのみを含むTXT、CSVなどのファイルをアップロードしてユーザーIDを指定します。
*6 LINE Tagを利用して対象を限定します。
LINE Tagについては「LINE Tagについて」で詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。
②ターゲット設定
指定したオーディエンスタイプに合わせて、期間や経路などを選択します。
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【分析編】LINE公式アカウントを最大限使いこなす方法
LINE公式アカウントの機能は、メッセージやクーポンを配信するだけには留まりません。
どのようにLINE公式アカウントの友だちが増えているか、配信によってどんな効果があったかなどを分析することも可能です。
是非これらの機能も活用して、LINE公式アカウントを最大限に使いこなしていきましょう。
友だち追加経路の使い方
友だち追加経路とは、どこからLINE公式アカウントを友だち追加したかがわかる機能です。
この友達追加経路を活用すれば、Webページや店頭キャンペーンなどの効果を分析できます。
友だち追加経路は、アカウントトップの【分析】>【友だち】>【追加経路】から確認しましょう。
分析では、選択した期間に友だち追加したユーザーの追加経路の割合が円グラフと線グラフで、数値と順位をテーブルグラフで表示されています。
選択可能期間は2020年3月15日から集計完了日までの間で、最大90日間を指定できます。
LINEスタンプやLINEポイントなど様々なLINEのサービスとも連携できますが、まず活用したいのが自分でできる友だち追加経路の設定です!
設定したい追加経路ごとにURLやQRコードが作成できるため、どのWebページや、どのキャンペーンで友だち追加したかを分析することができます。
また、友だち追加経路をオーディエンス機能で使用することもできるので、よりユーザーのニーズに合わせたメッセージ配信が可能になります。
友だち追加経路の設定方法
ホーム画面左側メニューの【友だちを増やす】>【友だち追加ガイド】>【友だち追加経路を設定】から設定できます。
分析などに表示されるため、経路のタイトルの設定は必須です。
流入元とキャンペーンの項目は必須ではありませんが、設定しておいた方が分析しやすいため、特に問題がなければ設定しておきましょう。
【設定】をクリックすると、URLとQRコードが発行されます。
追加経路を調べたいWebサイトからの友だち追加のリンクをこのURLにしたり、店舗のPOPをこのQRコードにしたりすれば、そこから友だち追加した人の割合や数値の分析が可能です。
ただし個人情報などの理由により、自分で設定した友だち追加経路の流入数が20以下の日は、円グラフとテーブルグラフでは「その他」で、折れ線グラフでは0回で表示されます。
リサーチの使い方
リサーチとは、投票形式やアンケート形式でユーザーの回答を集められる機能です。
ユーザーが企業やLINE公式アカウントにどんな要望や期待、不満をもっているか調べ、運用の改善に役立てることが可能です。
例えば、ユーザーにメッセージ配信の頻度を多く感じるか少なく感じるか聞いたり、欲しいクーポンの種類を選択肢の中から選んでもらったりすることが可能です。
ユーザーのニーズにあった運用を行うことで、ユーザーに自社のLINE公式アカウントを今より活用してもらうことや、ブロックの防止が期待できます。
リサーチは作成した後、以下の4つの機能で使用可能です。
- メッセージ
- あいさつメッセージ
- 自動応答メッセージ
- LINE VOOM
リサーチには自分で作成する『リサーチ』と、すでに作成されたアンケートを使用する『アカウント満足度調査』があります。
アカウント満足度調査は、配信数にカウントされずに無料で行うことができますが、90日間で一度しか行うことができません。
自分で作成するリサーチは、ホーム画面左側メニューの【ツール】>【リサーチ】>【リサーチ】から作成します。
質問まで設定した後【保存】をクリックすることで、メッセージ配信などから作成したリサーチが使用できるようになります。
①リサーチ名
リサーチ名を設定します。
ユーザーが安心して回答できるように、どんなリサーチなのかがわかる名前にしましょう。
②リサーチ期間
リサーチ期間を現在以降で設定します。
リサーチ期間が長すぎると、リサーチの分析とそれに基づいた改善が遅くなってしまうため注意が必要です。
③メイン画像
リサーチ名の上に画像を表示できます。
④リサーチの説明文
リサーチの概要を記入します。
⑤公開範囲
リサーチに回答できるユーザーを友だちのみか、全てのLINEユーザーか選ぶことができます。
リサーチはLINE VOOMにも設定できるため、全てのLINEユーザーを選んだ場合にはLINE VOOMを見た人にも回答してもらうことが可能です。
⑥アイコン
紹介ページに表示されるアイコン画像をここから選択できます。
⑦トップページ画像
紹介ページに表示されるトップページ画像をここからアップロードできます。
⑧お問い合わせ先
紹介ページに表示されるリサーチに関するお問い合わせ先を表示できます。
⑨ユーザーの同意
ユーザーに同意を取りたい場合、WebサイトのURLや規約文を紹介ページに表示できます。
例えば、回答結果をWebサイトに載せたい場合など、あらかじめ伝えて同意を取っておくとスムーズです。
⑩回答者へのお礼
回答者へのお礼にクーポンを配信することができます。
⑪お礼のメッセージ
サンクスページに表示されるお礼のメッセージを記入できます。
⑫本機能の利用に関する注意事項
個人情報の収集を目的としたリサーチや、人種・宗教に関するリサーチは禁止されています。
このような禁止事項、免責事項などリサーチ機能に関する注意事項が記載されていますので、しっかり読んでおきましょう。
質問設定:ユーザー属性
性別・年齢・居住地などのユーザー属性について質問できます。
回答はテンプレートの使用か、自分で選択肢を作成するかを選べます。
質問設定:自由形式
質問事項と選択肢を自由に記入する形式で質問の作成ができます。
画像の使用も可能です。
回答は単一回答か、複数回答か、自由回答を選ぶことができますが、自由回答が選択できるのは認証済アカウントのみです。
分析機能の使い方
分析機能はアカウントトップの【分析】から使用できます。
分析結果を確認し、LINE公式アカウントの運用で現在どんな効果が出ているかを読み取り、必要があれば改善していきましょう。
分析結果では、友だち追加数やブロック数、各メッセージの開封率やクリック率、ショップカードとクーポンの利用状況など様々な数値とその変化が確認できます。
例えば、あるメッセージ配信後にブロック数が急に上昇した場合は、そのメッセージがユーザーにとって何かしら不快な印象を与えたり、ユーザーのニーズとは違ったものだったりした可能性があります。
他のメッセージと比較しながら問題点を洗い出し、次のメッセージ配信では改善できるように工夫してみましょう。
このように、分析結果によってLINE公式アカウントの運用を見直すことができます。
ぜひ活用してみてください!
分析のダッシュボードの見方
アカウントトップの【分析】をクリックしたときにまず表示されるのはダッシュボードです。
分析では確認できる項目が多くあります。
毎日のチェックはこのダッシュボードで行い、定期的に他の分析項目もチェックしておけると良いでしょう。
ダッシュボードの分析期間は7日間と30日間を選択できます。
切り替えることで、短期的な変化と長期的な変化をチェックすることが可能です。
ダッシュボードでは以下の3つの概要が確認できます。
- メッセージ通数
- 友だち
- チャット
ダッシュボードの友だちの項目では、追加数とターゲットリーチ数、ブロック数の増減がわかります。
ターゲットリーチ数とは、属性などで絞り込むときに母数となる数のことです。
「友だちの数-ブロック数-不明な属性の数」で求められます。
ダッシュボードのチャットでは、アクティブルーム数と受信メッセージ数、送信メッセージ数の増減がわかります。
アクティブルームとは、分析の対象期間にやりとりがあったチャットルームのことです。
それぞれの項目をクリックすると、より詳細な分析の表示ページに移ります。
分析で確認できる項目
他にも分析で確認できる項目をご紹介します。
- プロフィール
- メッセージ配信>メッセージ配信
- メッセージ配信>カスタムコンバーション
- ステップ配信
- トークルーム管理>あいさつメッセージ
- トークルーム管理>リッチメニュー
- LINE VOOM>投稿
- LINE VOOM>フォロワー
- ツール>クーポン
- ツール>ショップカード
これらの項目の表示された数やクリックされた数などが確認できます。
項目名には見慣れない単語が使われていることもあるかもしれません。
その場合、項目横の『?』マークにカーソルを合わせると、項目の説明を見ることができます。
多くの項目があるため、ぜひご自身のLINE公式アカウントの分析も色々な項目をチェックしてみてください。
その他の機能も最大限活用しよう
LINE公式アカウントには今回ご紹介した以外にもたくさんの機能があります。
それらの機能もアカウントの目的にあわせて最大限活用しましょう!
例えば、LINE Tagという機能があります。
LINE Tagは、発行されたコードをWebページに記載して使用します。
LINEアプリから離れてもそのページを訪問したユーザーや特定のイベントを発生させたユーザーを、オーディエンス機能のターゲットにすることが可能です。
他にも、条件ごとに決められたシナリオのメッセージを配信するステップ配信や、友だち以外にも投稿を見てもらえるLINE VOOMなどの機能もあります。
様々な機能を活用し、LINE公式アカウントの運用効果を高めていきましょう。
LINE公式アカウントの機能では万能ではない点に注意!
LINE公式アカウントは様々な機能を使うことができますが、それらを効果的に使うためには、自社に合ったコンセプト設計や戦略構築をする必要があります。
マーケティングやLINE公式アカウントに対する知識はもちろん、LINE公式アカウントを利用した競合他社や成功例など情報収集も必要です。
また、LINE公式アカウントの標準機能だけでは行いたい施策ができず、CMRツールを使って運用した方がより高い効果が期待できるケースもあります。
こうしたリソースの確保が難しい場合には、専門の企業に委託するのがおすすめです。
株式会社Number2は、圧倒的な知見を元に自社独自のメソッドでLINE公式アカウントの構築・運用を支援します。
また、LINE公式アカウントだけでなく他SNSと組み合わせた効果の高いWebマーケティングの支援も可能です。
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