LINE公式アカウントでクーポンを配布しよう！方法と効果的な活用術

「LINE公式アカウントでクーポンを配布して、本当に効果が出るの？」

「もう紙のクーポンを使用しているから必要ないのでは？」

LINE公式アカウントのクーポンについて、このように考えている方もいるかもしれません。

LINE公式アカウントのクーポンは、コスト削減やLINE公式アカウントの友だち増加効果などメリットが多く、ぜひ活用したい機能です！

本記事ではLINE公式アカウントのクーポンの配布方法と効果的な活用術を解説しています。

この記事を読むとLINE公式アカウントのクーポンを最大限活用できるようになります！

LINE公式アカウントでクーポンを配布するメリット

紙のクーポンや、クーポンを配布しないLINE公式アカウントの運用と比べた時、LINE公式アカウントでクーポンを配布すると大きな5つのメリットがあります。

LINE公式アカウントでクーポンを配布する5つのメリットについて、詳しく解説します！

友だち数を増やせる

クーポンを活用すると、LINE公式アカウントの友だちを増やせます。

ユーザーにとって、クーポンがLINE公式アカウントを友だち追加する大きなメリットになるからです。

例えば、店舗で登録後すぐに使えるクーポンを用意し、レジ横に『友だち追加するとその場で5%OFFクーポンプレゼント』のような文面と友だち追加用QRコードを掲示すると効果が高いです。

店頭やSNSなどで、LINE公式アカウントで定期的にクーポンを配布していると伝えるのも効果的です。

無料で配布できる

LINE公式アカウントのクーポンは無料で配布できます。

LINE公式アカウントの無料プランであるコミュニケーションプランでもクーポンが配布でき、発行手数料などもかかりません。

購入促進につながる

LINE公式アカウントでクーポンを配布すると、購入促進にもつながります。

その商品やサービスを購入しようか悩んでいる人にとって、クーポンでお得になることが購入への後押しとなるからです。

値段で悩んでいる顧客だけでなく、いつ購入しようか悩んでいる見込み客に関しても、今だけお得になる期間限定のクーポンで購入を促進できます。

リピーター獲得につながる

LINE公式アカウントのクーポンを活用すれば、リピーター獲得につながります。

クーポンを目当てにLINE公式アカウントをブロックせず使い続けてもらえることで、顧客との関係を継続・育成できるからです。

定期的にクーポンを配布すれば、同じ商品を他のお店で見つけても「いつものお店できっとそろそろクーポンが来るから、いつものお店で買おう」と顧客を繋ぎとめる効果も期待できます。

利用者の分析ができる

(画像引用元：LINE公式アカウント （LINE Official Account Manager） 分析 – クーポンマニュアル｜LINEヤフー for Business)

LINE公式アカウントのクーポンは利用者の分析ができます。

具体的には、作成したクーポンごとに以下の項目が確認可能です。

• 経路…あいさつメッセージやリッチメニューなどクーポンが開かれた経路)
• ページビュー…クーポンが表示された回数
• ユニークユーザー…クーポンを表示したユーザー数
• 獲得ユーザー…クーポンを獲得したユーザー数
• 使用ユーザー…クーポンを使用したユーザー数
• 使用回数…クーポンを使用済みにした回数

1つのクーポンに対して複数の取得用URLを発行し、どのURLからクーポンが獲得されたか確認できる機能もあります。

これ以上細かい分析、例えば具体的に誰が使用したのかや、使用したユーザーの年代分布などはLINE公式アカウントの標準機能ではできません。

細かい分析をして施策に活かしたい場合はCRMツールという拡張ツールを使用する必要があります。

LINE公式アカウントのクーポン作成方法

LINE公式アカウントのクーポン作成方法について解説します！

まずはLINE公式アカウントの管理画面を表示しましょう。

左側メニューの【ツール】〉【クーポン】から作成します。

①クーポン名

クーポン名は最大60文字まで入力できます。

プッシュ通知やトークルーム一覧にも表示されるため、〇%割引や、ドリンク無料など、クーポンの内容をわかりやすく設定しましょう。

②有効期間

クーポンの有効期間を指定します。

③写真

クーポンの写真は、10MB以下の画像をアップロードするか、テンプレートから選択できます、

トークルームやクーポン使用画面で上記のように画像が表示されます。

④利用ガイド

クーポンの利用方法を記入します。

元々記載されているのでそのままでも大丈夫ですが、「注文時に提示」「会計時に提示」などクーポンの提示のタイミングを伝えておくのもおすすめです。

⑤詳細設定

詳細設定では以下の内容を設定できます。

(1)抽選　

LINE公式アカウントのクーポンには抽選機能があります。

ゲーム感覚で楽しめるので、LINE公式アカウントの配信内容にメリハリをつけたい時などに活用するのもおすすめです。

当選確率や、当選上限数も設定できます。

(2)LYサービスへの掲載

LYサービスへの掲載をする選択をすると、以下のLINE関連サービスにクーポンを掲載できます。

• LINE公式アカウント一覧ページ
• LINEクーポン
• LINE PLACE
• LINE公式アカウントプロフィール
• クーポンリスト
• LINEで予約
• LINEチラシ

関連サービスによっては関連サービス側の設定が必要になるため、詳しくは以下のページをご覧ください。

(参考：LINE公式アカウント （LINE Official Account Manager） クーポンのLINEサービスへの掲載マニュアル)

(3)使用可能回数

使用可能回数を設定します。

(4)クーポンコード

16文字までのクーポンコードを設定できます。

英数字はもちろん、日本語も可能です。

(5)クーポンタイプ

クーポンタイプは以下の5種類から選択できます。

1. 割引
2. 無料
3. プレゼント
4. キャッシュバック
5. その他

(6)利用条件

「〇円以上で利用可能」などクーポンに利用条件がある場合はここで設定しておきましょう。

クーポンを停止・無効化する方法

以前は作成されたクーポンの一覧から削除できましたが、現在一度作成したクーポンを編集・削除することはできません。

クーポンは作成中に下書き保存ができるので、作成する前によく確認するようにしましょう。

LINE公式アカウントのクーポン配布方法

LINE公式アカウントのクーポンをユーザーに使用してもらうためには、作成後に以下の方法で配布します！

各機能の設定や作成方法は『【初心者編】LINE公式アカウントの全機能使い方徹底ガイド！解説から分析まで | Number2』のページで詳しく解説しています。

リッチメッセージで配布する

リッチメッセージという画像を大きく表示できるメッセージで、クーポンの配信ができます。

画像をユーザーがタップすればクーポンを獲得できるので、キャンペーンなどのお知らせからクーポン獲得への導線がスムーズです。

リッチメニューで配布する

トークルームの下部に常に表示できるリッチメニューのコンテンツにもクーポンを設置できます。

メニューはクーポン使用後も表示されるため、繰り返し使えるクーポンの設置がおすすめです。

一斉送信で配布する

一斉送信のメッセージでもクーポンを配信できます。

一斉送信のメッセージはユーザーの属性や、特定のメッセージを表示・クリックした人だけなど条件を設定しても送信できるため、商品詳細URLを含むメッセージをクリックしたユーザーにだけクーポンを配布などの施策も可能です。

個別送信で配布する

1対1のチャットを使用すれば、個別送信でクーポンの配布が可能です。

問い合わせしたユーザーのニーズにマッチするクーポンを送るなど、ユーザーとの関係構築のための施策に活用できます。

応答メッセージで配布する

『クーポン』や『割引』など、特定のキーワードを含むメッセージがユーザーから送られた時に自動で返信する自動応答メッセージでもクーポンを配布できます。

企業が対応の手間をかけることなく、ユーザーが起こしたアクションにすぐに反応できるため、ユーザーにとっても企業側にとっても効率的です。

SNSでシェアして配布する

クーポンを作成するとURLが発行され、SNSでもシェアできるようになります。

SNSでのキャンペーンなど、LINE公式アカウントの友だち追加施策としてぜひ活用したい機能です。

プロフィールに掲載して配布する

LINE公式アカウントのプロフィールに『クーポン』のパーツを追加するとプロフィール画面からクーポンが配布できます。

プロフィールに掲載する場合、クーポン作成時のLYサービスへの掲載設定を『掲載する』にしておきましょう。

LINE公式アカウントのクーポンの効果を高める方法

LINE公式アカウントのクーポンはただ配布するだけでは、せっかく作成したのに効果があまりでないことがあります。

LINE公式アカウントのクーポンの効果を高める方法を4つご紹介します！

友だち追加ですぐに配布する

友だち追加してすぐにクーポンを配布すると、ユーザーが企業やサービスに興味を持っている状態のままなので、クーポンの効果が高くなります。

友だち追加後すぐにクーポンを配布するには、LINE公式アカウントに友だち追加した際に、自動で送信されるあいさつメッセージ機能を活用しましょう。

アンケート回答で配布する

LINE公式アカウントではアンケートを作成でき、そのアンケートの回答のお礼としてクーポンの配布が可能です。

クーポンという特典があることで、アンケートの回答率が上がり、顧客のニーズを把握しやすくなります。

悪天候の日など特別クーポンを用意する

(画像引用元：メッセージ配信の特長や種類、効果的なメッセージとは)

悪天候の日など来客・売上が少なそうなタイミングで、特別クーポンを用意するのも効果的です。

LINE公式アカウントは当日の開封率が高く、約8割の人が当日にメッセージを開封します。

そのため、雨の日など集客したい当日にクーポンを配布した時も効果が期待できます。

友達や家族と共有する

クーポンURLなら簡単に共有できるので、『このお店ならクーポンがあるからお得だよ』と友達や家族と共有してもらうのも効果的です。

人は友だちや家族に紹介された方が、自分だけで検討するより購買意欲が上がりやすいといわれています。

『友だちと一緒にクーポン提示で10%割引』など、友達や家族と共有したくなるようなクーポンの内容を設定してみても良いでしょう。

クーポンを共有することで、LINE公式アカウントの友だちを増やす効果も狙えます。

LINE公式アカウントのクーポン配布の注意点

使用しやすく、コスト削減にもなるLINE公式アカウントのクーポンですが、配布には以下の3つの注意点があります。

クーポンの期限が切れていないか確認する必要がある

LINE公式アカウントのクーポンは利用期限が切れると自動的に使用不可になってしまうため、クーポンの期限が切れていないか確認する必要があります。

特にあいさつメッセージや応答メッセージなど自動で配布されるクーポンは、期限が切れても企業側で気付きにくいため、定期的にクーポンの期限を確認しましょう。

クーポンを配布する人を限定できない

LINE公式アカウントでクーポンを配布する場合、配布する人を限定できないので注意しましょう。

例えば、女性限定クーポンを作成したとしても、女性だけに配布はできません。

セグメント配信というユーザーの性別や年代などの属性を限定してメッセージを送信する機能もありますが、これはユーザーが登録しているLINE公式アカウントやスタンプから推測された属性です。

推測した属性と実際の属性は違うことがあります。

クーポン利用者限定の配信ができない

LINE公式アカウントではクーポンを使用したユーザー数や使用回数は確認できますが、クーポン利用者に対してのメッセージ配信などはできません。

前回クーポンを使用した人に対して、

• より訴求力の高いメッセージを送る

• リピーター向けの配信をする

• さらにお得になるクーポンを配布する

などの施策は取れません。

どうしてもクーポン利用者限定の配信がしたい場合、CRMツールという拡張ツールを導入することでできるようになります。

CRMツールについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひチェックしてみてください。

【2024年最新版】URAKATA LINEのカオスマップとは？最適なLINE CRMツールが一目でわかる！

LINE公式アカウントのクーポンを集客＆売上に役立てよう！

LINE公式アカウントには以下の5つのメリットがあります。

• 友だち数を増やせる
• 無料で配布できる
• 購入促進につながる
• リピーター獲得につながる
• 利用者の分析ができる

このLINE公式アカウントのクーポンのメリットを最大限に活かし、集客＆売上アップに役立てましょう！

「自社の場合はどんな風にクーポンを活用すると高い効果が出る？」

「こういう機能が使いたいけどLINE公式アカウントでできる？」

など気になることがあればお気軽にNumber2にご相談ください！

Number2は独自メソッドでお客様のLINE公式アカウントの売上アップを実現させます。